メタデータの表示と編集

整理]または[編集]モードのときに、ツール バーの[インスペクタ]ボタン をクリックして、[インスペクタ]ペインで現在選択されているファイルのメタデータを表示します。

ファイルに関連付けられたサマリー情報を表示、またはオーディオ チャンネルを設定するには、[サマリー]タブをクリックします。

ソース メディアと、GPS 情報(存在する場合)などのメタデータの詳細を表示するには、[ファイル]タブをクリックします。

ファイルに GPS メタデータが含まれている場合は、[緯度]および[経度]の値をクリックして、[オプション]メニューの[GPS リンクを開く]ドロップダウン リストで選択したマップ サービスを使用して、マップを表示できます。複数のクリップを選択すると、リンクは無効になります。

ファイルに設定されているエッセンス マークを表示するには、[マーク ポイント]タブをクリックします。

現在のファイルにエッセンス マークが含まれる場合、それらはタイムライン上に で表示されます。

現在のクリップに不連続なタイムコードが含まれている場合、タイムライン上に不連続を示すインジケーターが表示されます。

Catalyst が MXF コピー操作時に新規のノンリアルタイム (NRT) メタデータを作成した場合、不連続タイムコードとエッセンス マークのメタデータが作成されます。

ソース クリップが NRT メタデータを含む場合は、新規のノンリアルタイム メタデータは作成されません。


DPX または OpenEXR イメージ シーケンスにフレーム レートを設定

  1. メディア ブラウザで DPX または OpenEXR イメージ シーケンスを選択します。

  2. [サマリー]タブをクリックします。

  3. [フレーム レート]ドロップダウン リスト ボックスから値を選択し、選択したイメージ シーケンスを再生する際のフレーム レートを設定します。

マーク イン/アウト ポイントの編集

[サマリー]タブをクリックします。

クリップのマーク イン ポイントとマーク アウト ポイントを編集するには、[マーク イン]ボックスと[マーク アウト]ボックスに新しい値を入力します。詳しくは、"再生のイン ポイントとアウト ポイントのマーキング."を参照してください。

マーク イン ポイントとマーク アウト ポイントをライブラリに保存する場合は、[ファイルとマーク ポイントを同期]チェック ボックスをオフにします。

[ファイルとマーク ポイントを同期]チェック ボックスをオフにした場合、Catalyst Prepare で MXF クリップのマーク イン ポイントとマーク アウト ポイントを編集するとポイントはソース メディアに保存され、ディスク上のマーク イン/アウト ポイントを編集するとライブラリが更新されます。

サマリー メタデータの編集

  1. [サマリー]タブをクリックします。

    [ロック解除]ボタン をクリックして、選択したファイルのサマリー情報の編集を有効にします。

  2. 必要に応じ、[サマリー]タブの[ログ作成]セクションにて[フラグ][タイトル]、[作成者]および[説明]設定を編集します。

    選択した複数のファイルのメタデータを編集する際、ファイルのメタデータが一致しない場合は、「(複数の値)」と表示されます。値を編集すると、選択されたすべてのファイルのメタデータが変更されます。

  3. 編集したメタデータの値を保存するには[保存] をクリックし、編集を破棄するには[元に戻す] をクリックします。

    すべてのメディア形式でサマリー メタデータをサポートしているわけではありません。

    クリップがフラグ メタデータを持つ場合、整理モードでは OKNG(no good)、または KEEP インジケーターが表示されます:

    フラグ メタデータを使用して、[メディア ブラウザ] のコンテンツをフィルタリングすることができます。詳しくは、"クリップのフィルタリング."を参照してください。

オーディオ チャンネル割り当て

オーディオ チャンネルの割り当てでは、クリップに、Catalyst Edit で使用するためのオーディオ チャンネル設定ができます。

チャンネル数が異なる複数のファイルを選択している場合は、[チャンネル割り当て]コントロールを編集できません。

ライブラリを開いていない場合、[チャンネル割り当て]コントロールは使用できません。詳しくは、"ライブラリを閉じる."を参照してください。

スパンされたクリップ を選択している場合、[チャンネル割り当て]コントロールは使用できません。

ストーリーボードを編集している場合、[チャンネル割り当て]コントロールは使用できません。

スピーカー アイコンをクリックして、チャンネルをオン またはオフ にします。

[モノラル]/[ステレオ]ボタンをクリックして、チャンネルがモノラル チャンネルかステレオ ペアの一部かを示します。[ステレオ]を有効にすると、チャンネルがリスト内の次のチャンネルとペアになります。

編集ボックスに名前を入力して、チャンネルを識別します。たとえば、小型マイクからの音声を認識するために、Lav1 と入力することができます。

現在のチャンネル設定をプリセットとして保存するには、[チャンネル ツール]アイコン をクリックし、メニューから[プリセットの保存]を選択します。

プリセットのチャンネル設定を選択ファイルにプリセットとして適用するには、[チャンネル ツール]アイコン をクリックして、メニューから[プリセットのロード]を選択します。

ファイル間でチャンネル割り当てをコピーする場合は、ソース ファイルを選択し、[チャンネル ツール]アイコン をクリックして、メニューから[コピー]を選択します。次に、コピー先ファイルを選択して、[チャンネル ツール]アイコン をクリックし、メニューから[貼り付け]を選択します。

一度にすべてのクリップのチャンネルを設定するには、[チャンネル ツール]ボタン をクリックして、[すべてモノラルに設定][すべてステレオに設定]、または[リセット]を選択します。

エッセンス マークの編集

  1. メタデータを表示する対象のクリップを選択します。

  2. [マーク ポイント]タブをクリックします。

  3. エッセンス マークのラベルをクリックするか、タイムコード値をクリックして新しい値を入力します。

    エッセンス マークの追加および編集は、ノンリアルタイム(NRT)メタデータの クリップについてのみサポートされており、操作には、ボリュームに対する書き込みアクセス権が必要です。

    FTP ベースのクリップを選択している場合、エッセンス マークの編集は実行できません。

マーク ポイントの追加

  1. メタデータを表示する対象のクリップを選択します。

  2. [マーク ポイント]タブをクリックします。

  3. ビデオ プレビューの下のトラックバーをクリックして、マーク ポイントを追加するカーソル位置を設定します(または、タイムコード表示をクリックして、特定の場所にカーソルを移動します)。

  4. [ポイントの追加]ボタンをクリックするか、[E]キーを押します。

    エッセンス マークの追加および編集は、ノンリアルタイム(NRT)メタデータの クリップについてのみサポートされており、操作には、ボリュームに対する書き込みアクセス権が必要です。

マーク ポイントの削除

  1. メタデータを表示する対象のクリップを選択します。

  2. [マーク ポイント]タブをクリックします。

  3. 削除したいエッセンス マークを選択します。

  4. [削除]ボタン をクリックして、選択されたマーク ポイントを削除するには [削除] を選択します。すべてのマーク ポイントを削除するには[すべて削除]を選択します。

    FTP ベースのクリップを選択している場合、[削除]コマンドは使用できません。